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転職の考え方30代の場合

2019年11月6日

転職は「マイナスやゼロからのスタート」ではありません

いわゆる正社員の転職に限定した場合、最も求職者数が多いのがこの領域。
総合職型の正社員として、組織貢献を求められるゼネラリストやミドルマネジメントの方々です。

30代で転職するメリットは、これまで培ってきたマネジメント経験や即戦力性を活かして自分自身が描いたキャリアアップを実現できる点にあります。
中には、転職と同時にプロジェクトリーダーとして迎え入れられる場合もあります。
ヘッドハンティングによる転職や前職よりも規模が大きい企業への転職であれば、年収アップも見込めるでしょう。

★ 転職成功者が転職で叶えたこと、トップ3は「年収アップ」「仕事を通じた成長」「仕事を通じた達成感」。

このように、30代の転職希望者は「やみくもな資格取得より、転職に向けた具体的な行動」をとっているのです。

転職は、「マイナスやゼロからのスタート」ではありません。
これまで培ってきた人脈や取引関係の情報を転職先でも活かせる可能性が生まれます。

転職先の会社に新しい業態を取り入れることや、ノウハウを活かした経営戦略案を提示するといった「あなたにしかできない仕事」があるかもしれません。

転職活動が長引くほど、気持ちに迷いが生じてしまいますが、そうなった場合、まずは原点に戻りましょう。
「私はなぜ転職をしたいと思ったのか」そこに戻るだけでも、新たなヒントが見出せるかもしれません。

ただし、あなたがなぜ「転職活動に迷い始めたのか」について、気づきがなければ次へ進むことができません。

迷う理由について、先に触れた「転職活動の長期化」が第一に挙げられるでしょう。
そこから、失敗が続くから転職は不向きではないかと自己肯定感が薄れ、悪循環に陥ることが一般的です。
このほかにも、「今の会社に恩や義理があるから、水面下での転職活動に罪悪感がある」というような気持ちも見られます。

気持ちのうえでの迷いは、自分のメンタルトレーニングだけではどうしようもない部分もあります。

そこで、転職を視野に入れ、資格取得に向けた勉強や情報収集を始める人も見られますが、その資格が転職先の応募や選考条件に必要不可欠でない場合は、もったいない時間の使い方をしているとも考えられます。
資格を取得できたから転職成功というわけではなく、「資格が取得できても、転職のスタートラインには立てていない」 といったことを認識すべきでしょう。

このように、未経験の職種への転職希望には不利な状況でも、これまでの経験をどのように活かせるかポイントを伝えられることができれば、30代からのキャリアチェンジへの期待が膨らむことでしょう。