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面接官の性格を考えた質問例

2020年1月11日

面接官の性格やその場の空気をよく読んでから試してください

このような、面接官が自分で考え、自分で答えを出さなくてはならないような質問を投げかけることで、あなたに対する印象は、他の応募者よりもぐっと強まるでしょう。

仕事への興味が感じられない
NG な逆質問給与や休日・休暇、福利厚生の質問は仕事への興味が薄いと捉えられることも給与や休日・休暇などの待遇は仕事を選ぶうえでとても大切なポイントです。とはいえ、それだけを質問しては、面接官に「仕事や会社への興味が薄いのかな?」とマイナスな印象を持たれてしまうことも。また、求人情報に書かれている待遇を逆質問してしまったら、「何も調べていないのかな?」とさらにイメージダウンしてしまう可能性も。ダメな逆質問例平均年収はどれくらいですか?月給と手当はいくらもらえますか?前年のボーナスの支給実績は?残業はありますか?福利厚生にはどのようなものがありますか?転勤はありますか?年間休日は何日ありますか?給与、休日、待遇などに関する質問は必要最小限に留め、控えるようにしましょう。“待遇に関しての質問をしたい時は、前職の実績を引き合いに!”求人情報からは読み取れず、どうしても聞きたいことがある場合は、これまでの自分の実績を示しつつ、逆質問で探ると良いでしょう。「前職では、月に平均で30時間ほど残業しており、繁忙期は40時間ほど残業しておりました。求人情報には残業ありとありましたが、御社の平均的な残業時間と繁忙期の残業時間を教えてください。」というふうに聞いてみてください。「求人情報だけでは分からなかった」ということをさりげなく伝えつつ、求められる勤務条件に柔軟に対応しようとする姿勢をアピールできます。そうはいっても、給与、休日、待遇などの質問で終始するのは面接官に良い印象をもたれないこともありますので注意しましょう。

就活生を対象に122名から集計したアンケートによると、「面接官に変わった(or面白い)質問をされたことがありますか?」という質問に対して、48%の人がYes、52%の人がNoと答えました。(2017年 2月時点、キャリアパーク調べ)
約半数の人は変わった(or面白い)質問をされたことがあると答えています。

中小企業に新卒採用のアドバイスを送っている。2003年より『採用する側』と『就職する側』の両者をサポートする仕事を行い、5千件もの採用事例を見てきたコンサルタントは稀有な存在。あれしろ、これしろの指導的関わりではなく、常に一緒に考えるスタンスが信頼を得ている。応募者の集め方から面接官の指導まで総合的に行えるが初めて採用する会社、採用を見直したい会社に対して実施している『採用のガイドライン構築プロジェクト』が特に好評。

面接官の気質やあなたとの相性、「たまたまそのときの雰囲気で…」などの事情から、面接が応募書類を読み上げるだけのような盛り上がりに欠けるものになってしまう場合があります。このような場合は、こちらからもう一度意欲を再アピールできるような質問や、相手の本音を聞き出すような質問をぶつけて「揺さぶりをかける」という方法が有効かもしれません。ただし、11のような質問は、相手によっては「挑発的」と受け止められる可能性も考えられます。面接官の性格やその場の空気をよく読んでから試してください。

このアプローチ方法には2つのメリットがあります。1つは、「この人は当社で働くことに強い関心を持っているな」という印象を与えられること。そしてもう1つは、「あなたがこの会社で働いているシーン」のイメージが、面接官の印象に残りやすいことです。

御社ではどのような方 が活躍 していますか?面接官の評価ポイント入社するからには活躍をしたい、という意欲が感じられます。
また、自分から“企業にフィットしているか”を確認していることから、企業選びのリテラシーの高さが伺えました。

長所として大切なのは、「積極性」「責任感」「協調性」の3つです。「粘り強い性格ですが…」と、自分の長所を述べた上で質問をすると、面接官に良いイメージを与えられます。最後の質問なので、アピールをしそこなった部分を強調するように心がけましょう。また、具体的な数字や資格を出して、「御社で役立てたい」という思いを質問に込めることも有効です。

身だしなみの原則は「清潔感」。面接前は必ず鏡で自分の姿をチェックしてから面接に入るようにすると良いでしょう。
またオフィスカジュアルが許されている企業の面接官の方も、派手になり過ぎないよう心がけることをおすすめします。

「自分がその会社で働くことになったら、これはどうなるか?」という仮説の質問をして、あなたがその会社で働いているシーンを面接官にイメージしてもらうというアプローチ方法があります。

この質問に対する回答からは、就活生の人柄が分かります。どうしてそのエピソードを面白いこととして選び、面接官に話したのかによって、その人物が普段どのようなことに関心を示し、面白いと感じているのかが把握できるのです。また、面白いエピソードについて、受け答えをしているときの表情や声のトーンからも、その人物の当時の感情や興奮が伝わってきます。

面白いエピソードを聞かれたら、他人が聞いて「なるほど」「へえー」と感心してしまうような内容でも構いません。自分の趣味や特技を元にしたエピソードであれば、自らの得意分野になりますので、面接官に語ることができる内容が豊富にあるのではないでしょうか。

“待遇に関しての質問をしたい時は、前職の実績を引き合いに!”求人情報からは読み取れず、どうしても聞きたいことがある場合は、これまでの自分の実績を示しつつ、逆質問で探ると良いでしょう。「前職では、月に平均で30時間ほど残業しており、繁忙期は40時間ほど残業しておりました。求人情報には残業ありとありましたが、御社の平均的な残業時間と繁忙期の残業時間を教えてください。」というふうに聞いてみてください。「求人情報だけでは分からなかった」ということをさりげなく伝えつつ、求められる勤務条件に柔軟に対応しようとする姿勢をアピールできます。そうはいっても、給与、休日、待遇などの質問で終始するのは面接官に良い印象をもたれないこともありますので注意しましょう。

逆質問したいことが特にない場合(意気投合し、和やかな雰囲気で終盤を迎えた時)01 × 特にありません。02 × 御社の強み/弱点について教えてください。03 ○ 十分納得できました。ぜひ御社にご縁をいただきたいと思います。04 ○ ●●部門の構成について教えてください。05 ◎ 私と同世代の社員にはどんな人がいますか?06 ◎ ●●部門の上長はどのようなお人柄の方ですか?「逆質問をしない」ということは、決してNGではありません。もちろん、面接でその会社への関心が高まれば、自然に質問したいことが出てくると思います。そして、逆質問は貴重な自己PRのチャンスでもあります。ぜひ活用するべきでしょう。とはいえ、面接の場が非常に充実しており「双方がよくわかりあえた」という満足度の高い空気になった場合、さらに自分を売り込むと空気がしらけてしまう可能性があります。 また、「逆質問をしないと失礼だから」と、無理に取ってつけたような逆質問をするのも考えものです。「そんなことを聞いてどうするの?」「質問のための質問で、本当に知りたいわけではないでしょう?」と思われるような質問なら、しないほうがましです。 もうひとつ、気を付けなくてはならない点として、「面接における定番質問を逆質問で返さない」という原則があります。もちろん、そこまでの会話の流れにもよるのですが、02のような「強みや弱点」などの典型的な定番質問をそっくり返すのは、非常に無礼な印象を与える危険があります。必然性がある質問の場合は、「なぜそれを聞きたいのか」という理由を添えましょう。 そして、この中で最も避けたいのが「特にありません」といった、ぶっきらぼうな返事です。これでは、相手に「会話を断ち切られた」かのような印象を与えてしまうでしょう。このような場合は「いいえ、十分納得できました。ぜひ御社にご縁をいただきたいと思います」など、謝意のこもった意思表示で面接を締めくくる手もあると思います。 なお、クリエイター職は専門性が高い職種ですから、採用された場合の配属先が企業研究の段階でほぼ特定できる場合があります。このような場合、「採用されたら配属されるであろう部門や上長のことを知っておきたい」と突っ込んだ質問をすると、意欲や興味の高さをアピールできます。特に「人柄」などについては、文書よりも対面型の会話のほうがニュアンスをつかみやすいので、できれば質問しておきたい事柄です。自己PRを補足したい時にする逆質問
(面接が事務的に進行し、突っ込んだやり取りがなかった時)07 △ ●●様(面接官)が仕事上で感動したエピソードを教えていただけませんか?08 ○ 御社の社員の皆さんは、仕事にどんなこだわりを持っている人が多いですか?09 ○ 社員同士が自発的に教え合うという気風はありますか?10 ○ 御社で大きなチャンスをいただくためには、特にどんな分野の勉強をするべきでしょうか?11 ○ 私のスキルや経験で不足に感じたところがあればお教えください。12 ◎ 前職ではチームメンバーの参画意識を高めるため、●●のような取り組みをしていました。御社ではどのような取り組みがありますか?13 ◎ 『この会社に入るなら、ここは覚悟しておけ』といった心構えはありますか?面接官の気質やあなたとの相性、「たまたまそのときの雰囲気で…」などの事情から、面接が応募書類を読み上げるだけのような盛り上がりに欠けるものになってしまう場合があります。このような場合は、こちらからもう一度意欲を再アピールできるような質問や、相手の本音を聞き出すような質問をぶつけて「揺さぶりをかける」という方法が有効かもしれません。ただし、11のような質問は、相手によっては「挑発的」と受け止められる可能性も考えられます。面接官の性格やその場の空気をよく読んでから試してください。面接官が現場のクリエイターのみの時や現場クリエイターの上長が同席した時にする逆質問14 × 御社の経営戦略について教えてください。15 × いつから働けますか?16 × ●●について勉強したいです。勉強できる環境はありますか?17 × 私には●●という資格があります。これは活かせますか?18 × 現場の皆さんはどれくらい残業をしていますか?19 × チーフになるには何年くらいかかりますか?20 × 私には●●という実績があります。それにふさわしい仕事を任せていただけますか?21 ○ ●●様(面接官)の仕事上の信念を教えていただけませんか?22 ○ チームの強みは何でしょうか?私は●●ではないかと思っているのですが。23 ○ ここをもっと強化したい、というチームの課題はありますか?24 ○ 現場の皆さんの1日のスケジュールを教えてください。25 ○ クライアントに対してはどのような姿勢で接しておられますか?26 ○ 普段の職場の雰囲気はどんな感じでしょうか?活気にあふれていそうな気がするのですが。27 ◎ 仕事で、『やった!』という大きな喜びを感じたエピソードがあれば聞かせてください。28 ◎ 御社の○○はすばらしいと思います。それに関わることができるでしょうか?29 ◎ 私の働きぶりが認められれば、●●職/●●ポジションにチャレンジさせていただけますか?30 ◎ 採用された場合、どれくらいの期間や準備段階を経てチームに合流するのでしょうか?面接が現場のクリエイターのみの時や現場クリエイターの上長が同席した時は、「現場の話が通じる者同士」という空気になる可能性が高いでしょう。クリエイター同士の場合は、「もっと現場の雰囲気をありありと感じたい・自分もそこに参加したい」という意欲のアピールが心に響きやすいと思われます。これは上長の場合も同様ですが、気安い雰囲気に流されて「なれなれしい」と感じられるような質問は避けてください。 なお、クリエイター職では、一般的に「資格」はそれほど評価されません。資格に関しては自慢と思われないよう、ポートフォリオなどの段階でさりげなく伝えるにとどめたほうが無難です。また、会社全般に関する質問や経営・戦略に関する質問は、別の機会にしたほうが、話が締まると思います(ただし、その場に別の部署の人がいる場合はこの限りではありません)。面接官が人事部(採用担当者)のみの時にする逆質問31 × 御社で中途採用者が不利な点はありますか?32 × 御社のこれからの戦略を教えてください。33 ○ 御社のクリエイター職に対する評価基準はどのようなものでしょうか?34 ○ コミュニケーションを活発にするための取り組みにはどのようなものがありますか?35 ○ 御社で大きく成長する人材はどのようなタイプが多いですか?36 ◎ 私は他部門の人と交流するのが好きです。そういう社風はありますか?37 ◎ 上長に提案したい時、御社ではどのような提案の仕方を好まれますか?38 ◎ 御社が中途採用者に特に期待する点を教えてください。人事部の人は事業戦略や経営に関するエキスパートではありませんから、32のような質問はふさわしくないでしょう。人事は「組織を円滑に運営する」ことと「人材をフル活用すること」を重視しますので、それに関連する逆質問が望ましいと思われます。そういう意味で、「和を大切にする人だ」という好印象が得られる36や37のような質問は好ましいでしょう。面接官が複数人の時にする逆質問39 × ●●様(面接官)にお聞きしたいのですが…。40 ○ 今後の海外での営業戦略についてお聞かせください。41 ○ 御社の最大の強みは●●だと思っていますが、これを活かして今後どのような展開をお考えでしょうか?42 ○ 御社の戦略を実現する上での課題についてお聞かせください。43 ○ ライバル企業である●●社と差別化を図るため、どんな取り組みをしておられますか?44 ○ 社員の●●力を高めるため、何か特別な取り組みはされていますか?面接官が複数人の場合、逆質問に対して誰が答えるかは先方が決めることです。よほどの必然性がない限り、39のような質問の仕方は避けたほうがいいでしょう。こういう場合に質問したいのは、「全社に共通するビジョンや理念、企業文化」などに関する項目です。ただし、そうした質問への回答はすでにコーポレートサイトなどに記述されていることが多いので、企業研究の段階で見落としのないよう注意が必要です。役員面接・社長面接での逆質問45 × 御社でクリエイター職として活躍するためのポイントを教えてください。46 × ライバルの●●社と比べて、御社の●●の部分がウィークポイントだと思うのですがいかがでしょうか?47 △ 御社のIR資料を拝見し、特に●●の期間の飛躍が著しいように感じました。これはどういったことが功を奏したのでしょうか?48 ○ 今後、御社の主力となるサービスはどの分野だと予測されていますか?49 ◎ 御社の理念である●●は、代表者様の●●という理念や会社沿革の●●といったことから培われてきたのだと理解しています。しかし、ちょっとわからなかったのは…。50 ◎ 御社のビジネスモデルの特徴は●●にあるのではないかと理解しています。このモデルに至った経緯をお教えいただけないでしょうか?45の質問がNGなのは、現場の人に聞くような具体的な質問を、役員や経営者に投げるべきではないからです。また、こうした立場の人は、ネガティブな質問を好まない傾向があります。そういう意味で46のような質問も避けたいところです。 ただし、ネガティブな質問を好まないということと、「つっこんだ質問を嫌う」ということは違います。そういう意味で、49や50のような質問は「おっ、よく当社を研究してきたな」と評価される可能性が高いでしょう。 47が△なのは、クリエイター職として掘り下げるポイントとして、ずれている可能性があるからです(経理職や営業職なら当然の質問かもしれません)。クリエイターが経理的な質問をしてはいけないというわけではありませんが、せっかく上層部の人に質問できる機会ですから、もっと自分と関わりの深い部分を掘り下げたほうが好印象でしょう。

07 △ ●●様(面接官)が仕事上で感動したエピソードを教えていただけませんか?08 ○ 御社の社員の皆さんは、仕事にどんなこだわりを持っている人が多いですか?09 ○ 社員同士が自発的に教え合うという気風はありますか?10 ○ 御社で大きなチャンスをいただくためには、特にどんな分野の勉強をするべきでしょうか?11 ○ 私のスキルや経験で不足に感じたところがあればお教えください。12 ◎ 前職ではチームメンバーの参画意識を高めるため、●●のような取り組みをしていました。御社ではどのような取り組みがありますか?13 ◎ 『この会社に入るなら、ここは覚悟しておけ』といった心構えはありますか?