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面接官を制す者は面接を制す

2020年3月20日

「面接官の役割を知る

面接の場でされる質問は、「正直に答えようとすると答えに詰まってしまう意地悪な質問」も少なくありません。
かといって、社会人経験を持つ転職希望者が「いかにも想定問答集にありがちな模範解答を丸暗記して面接対策してきました」といわんばかりの紋切り型の回答を繰り返しても、面接官担当者の心証は良くないでしょう。
転職で特に重視されるスキルや仕事に取り組む姿勢、個性などといったものがアピールできないからです。

さらに、面接官はこの質問で「候補者が本音で話せる人かどうか」を同時に見極めています。
新卒の就職活動は知識や経験が少ない中で意思決定をした人も多く、入社後に「思っていたのと違った」というケースも少なくありません。
面接官は、候補者がそれをどう受け止めているのかを本音で聞きたいと考えています。

「ネガティブな愚痴につながるか」、「それらしい理由をつけて正当化するか」、あるいは「本音で真正面から認めた上で、ポジティブな未来に接続していくか」。

こうした回答の仕方によって、考え方だけでなく、候補者が腹を割って話せる人かどうかを見ているのです。

どれだけ熱烈にアピールしても、それが評価の対象にならなければ意味はありませんし、選考を突破することもできません。
面接官の評価基準を知り、評価されるポイントを踏まえて面接で上手にアピールしていきましょう。

ポイントは「見極め」と「魅力づけ」を同時に行なうことです。

逆質問で企業研究をした内容を盛り込むと、面接官の評価を得られやすいです。
企業研究といっても、ある程度力を入れていなければ上辺だけだと思われてしまう可能性もあります。
そのため、強く入社を志望している企業には、一生懸命企業研究した成果が伝わる内容を伝えてください。

面接官の質問に原因がある答えにくい質問や的を得ていない質問がきても
「質問の意図が分からない人だ」と見下すような態度はダメです。

オウム返しで『~を聞きたいという解釈で宜しいですか?』と面接中の会話では、面接官に敬意を持って挑みましょう。

即戦力を求める中途採用では、 面接に当たっての感じの良さ(態度)や、履歴書・職務経歴書から読み取れる経験・スキルを優先してしまいがち。
これら見えやすい特徴の部分でわかることは、自社での「仕事内容・ポジション」に適合するか、つまりスキルマッチの部分です。

スキルマッチはもちろん重要なのですが、そこに加えて、氷山の隠れている部分である「資質・性格・価値観」が、自社の社風や働く社員の価値観に適合するかを見極められてると思いましょう。

面接官の評価基準としては、志望度が高いかどうかが挙げられます。
企業では志望度が高く、仕事に対しての熱意のある学生を求めていますので、入社意欲が強いことをアピールすることが大切です。
どれだけ優秀な学生でも、やる気がなければ評価の対象にはなりませんし、マイナスの評価を受けてしまいます。

面接官は下記のような配慮でアナタの人間性も見てきます。

相手を見極めるために、聞いてくる質問。

「最後に何か言いたいこと、付け足したいことはありますか?」というニュアンスで面接官が質問してくれているのであれば、短く、わかりやすく、あなたの想いを伝える機会として活用するのも良いでしょう。

必ず質問されるわけではないものの、人となりが伝わって、他の候補者との差別化に役立ったり、時には、面接官との間に共感を生むこともあるので、しっかりと回答しましょう。

面接では面接官が志望者に質問を投げかけ、志望者が面接官に対して回答します。
しかし、逆質問といってアナタから面接官に質問を投げかけることもあるのです。
この逆質問では企業に関する質問をすることで、入社意欲をアピールできます。

なぜ数ある会社の中でアナタは当社を選ぶのか?

付け焼き刃は見抜かれます。

どうしても叶えたいことが御社に入ればできる!
それが結果として御社の役にも立つと確信を持って言えるか。

そして何より、時間と場所を用意してくれた面接官に対して、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに!

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