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メールを活用した転職

2020年3月20日

メールを活用した転職にもマナーがあります

転職活動中は必然的に採用担当者とメールでのやり取りをすることになります。
やりとりの内容は大きく分けて「面接の日程調整・キャンセル」「面接後のお礼」「履歴書提出」「選考辞退」「内定承諾」の5種類です。

不採用の通知がメールで来た場合も、必ず返信するのが社会人としてのマナーです。
「この度は面接の機会を頂けたことに改めて御礼申し上げます。
結果については大変残念ですが、謙虚に受け止めて引き続き転職活動に励んでいきたいと思います」といった表現で、面接をしてもらったことへの感謝と前向きな姿勢を伝えましょう。
くれぐれも不採用になったことへの不満や愚痴は書かないこと。
今後も社会人として働いていく以上、どこかでその会社とビジネス上の接点を持つことがあるかもしれませんから、悪い印象は残さない方が自分のためです。

最初に述べたように、お礼メールを出すことで合否結果が大きく変わることはありません。
一番大切なことは、面接の限られた時間の中できちんと志望動機や自分のことをアピールできるようにしておくことです。

しかし、面接はとかく緊張するもの。
うまく自分の力を発揮できなかったという方は、何もアクションを起こさずに不採用の結果を受け取ったら悔いが残ってしまうでしょう。
自分のことをきちんと知ってもらうため、アピールできることはすべて伝えるための手段として、お礼メールを出すことは決して間違った行動ではありません。

時間を割いていただいた企業の方に、社会人として感謝の気持ちを伝えるとともに、入社の意思を改めて伝える。
そういったアピールの場としても、お礼メールは活用することができるのです。

また、仮に不採用という結果になった場合も、転職活動で選考に参加した企業の方々と、ビジネスの場で再会するということも大いにあり得ます。

転職活動をきっかけに新たな出会いが生まれる可能性もあります。
ビジネスパーソンとして、常に丁寧な対応を心がけることで、転職先が決まるだけでなく、今後の新たなつながり、人脈となる可能性もあります。
今回の転職を今後のキャリアに活かす手段の一つとして、お礼メールを送ってみても良いかもしれませんね。

面接のたびに送る?それとも最終面接まで待つべき?新卒の就職活動の場合は面接のたびにお礼メールを送ると良いとされていますが、転職活動の場合は必ずしも毎回送る必要はありません。
特に面接で伝え損ねたことがないのであれば、最終面接終了後に、時間をとっていただいたお礼と面接を通じてどうしても入社したいという意欲が高まったことを伝えるメールを送るだけで充分です。

加えて、勤務先のアドレスを使用すると社内のシステム部門や上司からメール内容を見られてしまう可能性もあります。
ヤフーメールやGメールなどのフリーアドレスを転職活動用に新しく作成すると良いでしょう。

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