未経験でぶち込まれたプラント業界の安全担当で失敗
※当初、安全管理と書いてしまいましたが現場で確認したところ安全担当でした。
安全管理は受講資格が必要になる、管理者らしく現場でそんなことも教えてもらえないほど気にされてないのです。
もくじ
1. はじめに
プラント業界では、人手不足が深刻な問題となっています。
特に、安全管理の分野では、経験豊富な人材が不足しているため、未経験者の採用と育成が求められています。
しかし、現場での体験を持つ方々からは、未経験者が安全管理に適しているかどうかについて異なる意見も寄せられています。
実際の現場では、安全担当の仕事は職人から「ゴミを拾って歩くだけの仕事」と思われがちであり、敬遠されることも少なくありません。
そのプラント業界にITの仕事ですと騙されて入ってしまった繊細なおっさんが、よくある安全担当の記事にモノ言います。
2. 未経験者の現場でのリスク
2.1. 何が危険かを理解する重要性
建設現場では、未経験者が何が危険かを理解していないことが大きなリスクとなります。
経験を積んだ現場監督や労働者は、危険を予測し、未然に防ぐ能力を持っていますが、未経験者はその点で大きなハンディキャップがあります。
建設現場は上司のガチャ要素が強く、安全管理をゴミ扱いしている現場に配属されると何も教えてもらえない上に悲惨です。
だから常に人手不足なのです。
2.2. 安全担当の専門性
安全担当は、現場監督や実際の現場を経験した人じゃなくてもその日にできる仕事です。
現場の安全を確保するために、とりあえず現場に放り込みます。
未経験者がこの仕事を選ぶことには、多くの困難が伴います。
なのに、求人では未経験でも可能と書かれています。
それは、法律の話になりますが作業員の人数に対して安全管理が決められているからです。
だから、使えなくても現場に放り込めば会社は仕事ができるのです。
そもそも、長年命かけて仕事してきた職人に向かって安全の何かもしらない未経験者が
『ご安全に!』
なんて言っても誰が何言ってるんだという話です。
3. 人手不足の原因とその背景
3.1. プラント業界の人材流出
3.1.1. 他業界への転職
プラント業界の労働者が他業界へ転職することが、人手不足の大きな原因の一つです。
特にIT業界やサービス業など、より魅力的な労働条件やキャリアパスを提供する業界へと移る傾向が強まっています。
プラント業界は激務で、この令和に残業80時間で2週間休めないとかいう働き方改革とは無縁の世界です。
ただ、この職人さん達のおかげでライフラインが毎日守られているのも事実。
皆さんの生活は、このプラント業界で働く現場の犠牲の上に成り立っています。
3.1.2. 高齢化による引退
多くのベテラン労働者が退職年齢に達し、引退を迎えることで、プラント業界は深刻な人手不足に直面しています。
新たな若年層の労働力が不足しているため、未経験者の採用と育成が急務となっています。
まだまだ学歴より腕でのし上がってきた人達が多い世界です。
発する言葉も令和の今じゃ考えられない言葉が飛び交います。
この言葉に耐えれない現代の人達は、建設業に夢や目的がない限り来ないでしょう。
3.2. 若年層の減少と労働力不足
3.2.1. 少子化の影響
少子化により、若年層の労働力が全体的に減少していることも、人手不足の一因です。
プラント業界も例外ではなく、新規参入者の確保が難しくなっています。
一緒に働いていた人も数人、胃潰瘍で辞めました。
僕は借金があるため、耐えるしかないのです。
だから、借金はしない方がいいし、してはいけないと5年前の自分に教えたい。
3.2.2. 若年層の業界離れ
若年層のプラント業界への関心が低下していることも、人手不足の原因です。
魅力的な労働条件やキャリアパスの提示、または業界のイメージ改善が求められています。
建設現場は肌を見せてはいけません。
それは、災害に繋がるからです。
僕がいる現場でも、毎週誰かがケガをしています。
夏は暑い、冬は寒い、労働時間は長い、上司はパワハラという概念がない昭和な人達が多い。
そんな建設業界から人が離れていくのは現場にいると感じます。
4. 未経験者を採用するメリット
4.1. 新たなアイデアと技術の導入
4.1.1. イノベーションの促進
未経験者は新しいアイデアや視点を持ち込むことで、イノベーションを促進します。
業界の固定観念にとらわれない発想が、新しい安全管理手法や技術の導入を可能にし、プラント全体の効率性と安全性を向上させます。
僕は、ITの職業訓練校に通っていたので少しパソコン作業ができました。
建設現場にもよりますが、こんな僕のパソコンスキルでも通用したりします。
しかし、建設現場は紙での書類が多く、安全担当は現場にいるのが仕事で事務所にいるのは好まれません。
現場でも好まれないので、精神的にキツイ仕事です。
4.1.2. 異業種からの知見
異業種からの未経験者を採用することで、他の業界で培った知識や経験を活用することができます。
これにより、プラント業界に新しい技術や手法を導入し、より効果的な安全担当を実現することが可能となります。
上司にもよりますが、未経験者のアドバイスなんて求められてません。
4.2. コスト削減と派遣社員の落とし穴
4.2.1. 初期投資の低減
未経験者を採用することにより、初期投資を低減できます。
既に経験を持つ労働者を採用する場合、そのコストは高くなりがちですが、未経験者であれば比較的低コストで採用できます。
これにより、企業はコストを削減し、効率的に人材を確保することができます。
僕の時間給は約3,500円です。
しかし、それが日数分手元に入るわけではなく、僕は登録型の派遣社員なので月の給料で固定されています。
つまり、派遣した会社が一番儲かるのが安全管理という仕事です。
派遣型の働き方を選んだ理由は、自分とコンサルタントで仕事を選べると思っていましたが実際はコンサルタントが一番儲かる仕事になんやかんや言って仕事させる悪徳に近い手法でした。
全国転勤可能な登録型の派遣社員は、僕のように経験やスキルや学力がない人は登録してはいけません。
寮費の負担を理由に辞めれなくなります。
その寮も自分では選べません。
4.2.2. 社内教育の効果
未経験者は社内教育を通じて、自社の安全基準や文化に迅速に適応することができます。
これにより、一貫した教育を施し、効果的な安全管理体制を構築することが可能となります。
僕の現場では社内教育はありませんでした。
安全担当という仕事は本当に現場の作業員が興味ないのです。
なぜなら、安全に働くのが当たり前だと思い、行動していると思っている。
だから、安全に一日が終わったのは安全担当がいたからではなく、現場監督や職人が気を付けて作業した結果と思っていますし、実際にそうです。
安全担当という仕事は陰の仕事であり、成果は表に出ません。
5. 未経験者が安全担当を選ぶ際の現実
5.1. 現場の現実と課題
5.1.1. 職人からの視点
現場では、安全担当の仕事が「ゴミを拾って歩くだけの仕事」と見なされることが多く、敬遠されることがあります。
このような誤解や偏見は、未経験者が安全担当の仕事を選ぶ際の大きな障害となります。
事実です。
職歴を重ねた現場監督上がりの安全担当は年配の方が多く、指摘だけして楽だと職人から思われています。
感謝している人は1割いるかいないかでしょう。
5.1.2. 高い専門性と責任
安全担当の仕事は責任だけ伴います。
未経験者がこの分野で成功するためには、現場での実務経験と安全の知識が必要です。
適切な教育やサポートがなければ、未経験者がこの職務を全うすることは困難です。
教育を受けれなければ辞めましょう。
何かあった時の責任だけ安全担当に発生するからです。
5.2. 適切なキャリア選択
5.2.1. 未経験者に向けたキャリアパス
未経験者がプラント業界で成功するためには、安全担当以外の職務から始めることが有効です。
現場での経験を積み、安全担当の専門知識を身につけた後に、この分野に進むことが理想的です。
絶対そうなのに、派遣先は単価の高さに将来のキャリアプランなどもっともらしいことを言って何とか働いてもらおうとします。
僕を派遣した社員は数年働けると嘘を言って辞めました。
全ての派遣会社がそうだとは思いませんが、自分が働いている会社の担当もガチャです。
5.2.2. 企業の役割
企業は未経験者に対して現実的なキャリアパスを提示し、適切な教育とサポートを提供する必要があります。
未経験者が現場で成長し、最終的に安全担当の職務を担うことができるよう、長期的な視点での支援が求められます。
現場は、工事期間だけいてくれればいいので長期的を求めていません。
6. まとめ
プラント業界における安全担当の人手不足は、未経験者の積極的な採用と育成によって解決できる可能性があります。
しかし、未経験者が安全担当の仕事を選ぶ際には、多くの課題が伴います。
現場での経験と高度な知識が必要な安全担当においては、現場監督や実務経験を積んだ労働者が適任です。
未経験者がこの分野で成功するためには、適切な教育やサポートが不可欠です。
未経験者に対して現実的なキャリアパスを提供し、長期的な視点での育成を行う必要があります。これにより、プラント業界全体の安全性と効率性が向上し、持続的な成長が期待されます。
結論は現場経験者の安全担当の未経験なら務まるが、現場未経験の安全担当は絶対に止めておけということ。
40代のハケンの男&在宅ワーカー見習い
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