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コロナ時代に思う派遣と正社員

今だからできる仕事と家族の両立

父が倒れました。

何の前触れもなく元気だった父が救急車に乗せられる光景。
当たり前のように仕事をしていて気付かなかった。
世間では父は定年を過ぎてる高齢者だったということに。
一人では歩くこともやっとな状態。
つい先日まで力仕事をしていた活力ある父は、今は家で起き上がるのも精一杯な状態。
僕は父の看病や病院への送り迎えの為に派遣の仕事を休むことが多くなった。

正社員の時代の働き方

僕が前職で働いていたらきっと休めなかったと思う。
中間管理職で仕事が毎日オーバーワークしている状態で休日も出勤していたので。
人に仕事を頼むのが下手で、逆に人の仕事まで背負ってしまって自分の仕事をいつも最後に回していた。
どこの会社もそうかは分かりませんが、人手が少ない中の働き方は一人一人の仕事量に負荷がかかってます。
それはコロナ時代の今でも恐らく変わってないと思う。
上司には

『男の仕事は親の死に目にも会えないのが当然』

という時代錯誤のような価値観を持っている人がいました。
それは経営者がその価値観だから社風として休めない空気になっていた。
風邪で無理してでも出社してくることに美学を感じる人が本当に多かった。
今はコロナ時代でそんな美学は吹き飛んだと思いますが。

複数の収入源が人生を豊かにする意味

僕は、本当に運がよく収入源が派遣以外にもありました。
だから派遣の仕事を休んでも家族を優先できる世界線にこれた。
派遣だから休んでいいわけでもなく今はコロナの関係で8万人以上の派遣切りの時代です。
派遣先でも

『仕事があるのが当たり前と思わないように』

と意識付けされています。

僕が在宅ワークをしていることは家族しか知りません。
だから派遣を休む時に僕以外でもできる仕事だから切られる覚悟もして今に至ります。

もし僕が派遣の収入だけで生活をしていたら父は看れませんし、父も許さなかったと思います。
救急車を呼ぶときに

『世間でもっと救急車を必要としている人がいるから呼ぶな』

と何度も止められたぐらい頑固な父です。

その父が僕を頼るということは、よほど辛いのだと思います。
幸いにも同居で僕ができることがあるなら世界に一人だけの父を看たいと思うのは当然。

これから入院や手術などでお金が必要になってくるというリアルに向き合うと色々と考えさせられます。
在宅ワークの収入はほとんど手を付けてないので、人生は必要なお金が用意できたら出ていくようにできているんだと不思議な気持ちです。

やはり人生を自分の思い通りに生きるためにお金が綺麗ごと抜きで必要なんです。

そして父もコロナの影響で入院がなかなかできずに苦しんでいる一人です。
まさかコロナの影響を田舎でリアルに感じるとは思わなかった。
そんな状況でも僕より全然若い人たちが懸命に働いている姿を見て、そんな人たちが父を助けてくれる為に必死になってくれている姿勢に僕は感謝してもしきれない。

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