20代の女性にも頭を下げる働き方で得るモノ

工場にもコロナの影

コロナの影響が少しづつ職場にも出始めているようです。
休みがちな人や勤務態度を見て必要最低限の人数で仕事をしていくそうです。
なので、一人の仕事量が増えるという意味になります。
コロナの経済的影響は今からかもしれません。

プライドより優先するもの

僕が派遣されている工場には女性が多く働いています。
以外にも若い女性がバリバリに機械の組み立てをこなしていたりするのです。
男は逆に少なく現場のリーダーや社員さんに多いです。
僕は器用ではないので仕事がない時は練習用の模型で練習していたりします。

すると僕より一回り若い20代の現場リーダーが

『そんな速度じゃ仕事にならないから〇〇さんに組み立て教えてやって』

と同年代くらいの女性に声をかけていました。
その女性から見る僕は冴えない不器用な30代のオッサンなわけです。
僕は頭を下げて教えを丁寧に聞きます。
たとえ自分が知っている、自分の方が詳しいという場面でも一切それを出さずに教えて貰います。

自分の知っている、詳しいと思っているレベルがリーダーから見るとそんな速度ならば何も言う必要はないし、教えてくれる人も気分が悪くなるだろうしと考えるのです。
僕は派遣先の工場で機会を組み立てる部品の一部でしかない。
そこに主観や主張は必要ない。
そして、やはり複数の人間がいれば主張も様々で仕事以外のことにエネルギーを使う人を多々見ると僕の選択もありかなと。

前職で役職をしていた僕は人を動かす立場でしたが、僕の命令なんて誰も聞かず次第に自分で抱えきれない仕事をサービス業なのに抱えてしまい、一人のキャパを超え深夜残業が毎日でも追いつかず沢山のお客様に自分の至らなさから迷惑をかけました。

『自分の仕事ができてから人にものを言えよ』
当時の一回り下の部下から言われた言葉です。

たった一言が言えなかったのです。

皆の力が頼りだから助けて欲しい』と。

この経験から僕は自分で抱え込むのを止めて人に頼ることにしました。
どんな人でも頼られると嬉しいものだと気付き、僕は頭を下げてどんなに年下でも敬語で教えを貰います。

今でも数年前のお客様に怒られ一人で深夜まで会社にいる夢を見ます。
部下に頼みごとをしようとしても誰も会社にいないんですよね。
夢でも過去をやり直すことができないなら明日の自分を今までの経験で少しでも労わってあげたいと思うわけです。

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