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転職する前に転職の意味を知る

2020年3月20日

既婚者と独身の転職は違う

※「転職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

現在では20代で結婚する人もいれば30代・40代、あるいはそれ以上で結婚する人もいます。
昔は「既婚男性の安定性」などをメリットと考える企業もありましたが、ライフスタイルが多様化する現在ではそれもほぼなくなりました。
企業側から採用の可否を判断する際、女性の出産のタイミングを考慮することはあっても、既婚か未婚かを大きな問題として取り上げることはありません。
スキル・キャリアと年齢とのバランスが重要視されています。
しかし転職者は既婚であったり、扶養家族があったりする場合は、パートナーや家族を支える責任があります。
独身期の転職の考え方と、結婚してからの転職の考え方は当然違ってきます。
既婚者の退職と転職には独身者以上の慎重さと確実さが求められるのです。

30代後半から40代以上の転職状況を見ると、人材の流動化により活発化しているとはいえ、若年層と同じというわけではありません。
30代以上のクリエイターの転職には、企業が求めている専門性の高いスキルやチームを率いてプロジェクトを成功に導くディレクション力、マネジメント力が必要です。
クリエイターの場合その専門性の高さゆえ、仕事内容自体も細分化されていて、A社で通用したスキルだからといってB社でも通用するとは限りません。
それだけに適応力を期待できる若年層の採用よりも、高キャリア、マネージャークラスの転職には、更なる精度が要求されるのです。
パズルの最後のピースがはまるような企業と人との出会い。
高キャリアの転職にはそんな幸運によってはじめて成功する場合もあります。

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